自営業人
零細企業の社長やフリーで働く人々=自営業人
そんな訳の分からない僕の勝手な定義はどうでもいいとして。
自営業人には魅力的な人が多い。
そう言うのは少し語弊があって、自分の考えや世界観を表現しやすい、
もしくは表現しなければ、そもそもメシが食えない。
職業柄そんな立場にあるからだろう。
基本的に、どんな人にも皆それぞれの魅力があると思っている。
ただ、色んな規制があったりして、自分を出さずに生きている。
自営業人は、様々なところで情報発信を行い、個人情報保護法なんてガン無視で、
自分自身をさらけ出しているもんだから、そこまで仲良くなくても、
ある程度どんな人なのかが分かってしまう。
有名大学を出て大企業に就職し、出世コースを走っているような人からは、
どうも下に見られているような気がするが、本人たちは楽しんでやっている。
全責任が自分にあり、保証もクソもあったもんじゃないが、
表情はイキイキとしており、実年齢よりも全然若く見える。
趣味は仕事ですタイプが多く、そんな仕事一色の人生を謳歌している。
順調に行くばかりではなく、トラブルやピンチも沢山ある。
しかし、それすらも楽しんでいるように思う。
僕は、中3の時にそういう道に行こうと決断した。
全ての時間を捧げてきたバスケットが通用しないと判断したのち、
何を目標に高校へ進めばいいのか、答えを見出せなかった。
何かがしたいというような具体的な意思があったわけではなく、
とにかく今いるガッチガチに仕組化された世界から一歩外に出たかった。
実際に出てみると、これがメチャクチャ面白くて沢山の事を学んだ。
最終的に父の会社を継ぎ今に至るが、間違いなくあの時、
あの選択をして生きてきた道、経験が今の僕の土台になっている。
ミカン箱みたいに、ちっちゃな土台だけど、生きていくには十分だ。
あと40年?50年?、オール思春期のような刺激溢れる人生を。