蹴球者修行
【武者修行】
武士が諸国を遍歴して武士として必要な知識・技能・精神力を獲得して
己の資質を高めようとした行為。 ウィキペディアより
【蹴球者修行】
蹴球士が諸都道府県を遍歴して蹴球士として必要な知識・技能・精神力を獲得して
己の資質を高めようとする行為。 タケペディアより(笑)
ということで、昨年に引き続き今年も関東は横浜へ息子を送り込みました。
数日間親元を離れて生活するだけでも、この年代では得るものが沢山あるはず。
共に練習する子供達は、住んでいる地域や言葉(方言)も違う。
指導者の方々とも、もちろん初対面。
長男に対して”ドS”な自分としては、たまらない環境なのであります!
ルームメイトのひとりに、同じ福岡から来た子もいたことがせめてもの救い、情けでしょうか(笑)
最終日に迎えに行きましたが、一生懸命練習する息子を見て、ほんのすこーし感動する一方で、
そこはやはり父親として、普段の態度を崩すわけにはいかないのであります!
昨年は見学しませんでしたが、聞くところによるとパスも回してもらえず、全然通用しなかったとか。
今年は、自分の持ち味を生かし、それを追求できた良い機会となったようです。
自分の強みを正しく認識できるようになってきたこと。
そこがやはり最近は大きいですね。
周りから評価されている事と、自分が得意だと思っている(やりたい)事というのは、
実は結構ズレていて違ったりするものです。
また、全国から集まった子供達の中には、
地域の名門チームや、Jリーグのアカデミーに所属する子もいたりして。
やはり日本は狭いようで広いです。
超絶ドリブルで、相手を難なく抜き去っていく子。
即席チームにも関わらず、中心となってゲームをコントロールする子。
時間が経過しても、ガンガン走り回れてハードワークする子。
見ているこちらにまで気迫が伝わってくるようなプレーをする子。
メンタルが鍛えられているタフな子。
「〇〇〇、バイバイ。」
帰りにそれぞれ名前を呼び合って別れの挨拶をする姿も印象的でした。
やっぱ、いい。
やっぱいいよ、スポーツは。
息子も友達が出来たようで、また会う約束をしたとかしないとか。
大丈夫。
サッカーを続けてれば、またいつかどこかで再会できるさ!(どっかで聞いたようなセリフ 笑)
息子も若干ではありますが逞しくなり、世界観も広がったようで良い経験となりました。